メインで観賞用の植物とはなりにくいのですが、ツヤがあるというか他の植物を引き立ててくれるティランジア スパニッシュモスを紹介します。
スパニッシュモスは太葉と細葉を買いましたが、オススメは絶対太葉のほうが良いです。細葉だと中が枯れてくるとあまり見た目が良くない感じがします。
ティランジア スパニッシュモスの育て方
ティランジア・スパニッシュモス(学名:Tillandsia usneoides)は、アメリカ大陸を原産とするエアプランツの一種で、特に南部アメリカや中南米の熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。この植物は、主に樹木に着生して成長し、長い銀色の葉を持つ特徴的な外観をしています。
基本情報
- 分類: パイナップル科(Bromeliaceae)
- 形態: 多年草
- 原産地: アメリカ大陸、特に南部アメリカや中南米
- 別名: スパニッシュモス、グレイビアード、オールドマンのひげ
特徴
スパニッシュモスは、細長い茎と葉を持ち、通常は木の枝から垂れ下がるように成長します。葉は2〜6cmの長さで、灰緑色から銀色の外観を持ち、最大で6mまで成長することがあります。根を持たず、空気中の水分や栄養を葉から吸収するエピフィト(着生植物)です。
育て方
栽培環境
- 日当たり: 直射日光を避け、明るいが風通しの良い場所が最適です。特に夏の強い日差しには注意が必要です。
- 湿度: 高湿度を好むため、湿気のある環境で育てると良いでしょう。室内ではバスルームなどが適しています。
水やり
- ミスティング: 週に1〜2回、霧吹きで水を与えることが推奨されます。特に夜間に行うと効果的です。
- ソーキング: 月に1回、20〜25℃の水に浸すことで、必要な水分を補給します。浸した後は逆さに吊るして乾燥させます。
肥料
スパニッシュモスは土を必要としないため、基本的には肥料を施す必要はありませんが、葉の状態が悪い場合は春秋の生育期に液肥を与えると良いでしょう。
病害虫
病害虫には比較的強いですが、まれにカイガラムシの被害に遭うことがあります。見つけた場合は、歯ブラシなどでこすり落とすか、薬剤を使用して駆除します。
繁殖方法
スパニッシュモスは株分けによって増やすことができます。開花後に子株ができるため、これを切り取って新しい場所に固定することで繁殖が可能です。
文化的背景
スパニッシュモスは、アメリカ南部の文化や風景に深く根付いており、特に南部ゴシックのイメージと結びついています。また、ハワイでは「ʻumiʻumi-o-Dole」と呼ばれ、装飾やレイに利用されています。
スパニッシュモスがやってくる:2021 1/6
最初はこんな短いスパニッシュモスの太葉です。
丈夫なので放置気味に育てています。2023年くらいからh春・夏・秋に毎日夕方に霧吹きで水やりしています。するとぐんぐん伸びます。
どうやらティランジアは夜中に水を吸うようですね。
突然花が咲いた:521日 2022 6/11
小さくて目立ちませんが、下の方にいつのまにか花が咲きました。緑の花だからよけい目立たず見過ごす可能性大。
順調にすくすく伸びる:920日 2023 7/15
他のティランジアと一緒に夕方霧吹きで水をあげています。だいぶ伸びてきました。
旅行の時は植物管理に悩む:1023日 10/26
まだベランダは18度くらいですが、部屋の中にいれました。
スパニッシュモスは-5度くらいまで大丈夫なようなので、室内に入れる必要はなさそうですが、この時は旅行前だったので、入れておきました。(バンダはゴミ袋の下に水を入れてちょっと根をつけるようにして10日ほど水やりしなくても無事でした。)
日当たりが良いので、室内の日向で日光浴:1065日 12/7
スパニッシュモス太葉(左)は伸びてだいぶ見れる姿になってきました。
右側の3本は太葉2本いただきました。1本は細葉。
LEDライトにあてる:1068日 12/10
みんなベランダに移動する:1196日 2024 4/16
この後、地面に付く位伸びましたが、サンダルで踏んでしまい・・先端のほうがモゲた。
寒いので10日に1回ほど水やり:1471日 2025 1/16
朝方は室内で7度くらいになるので心配ですが、スパニッシュモスは平気そうです。
細葉もまとめて吊りしました。↑右側
細葉はちょっと見た目が悪かった
細葉のほうは、やってきた時から中のほうの葉が枯れた状態なので、あまり育てる気がしないなぁ、
半分くらい枯れた葉になってしまった:2023 7/15
あまり育てる気がしなくなったので、しばらくガラスの器に入れて放置する。
麻紐で吊るしてみました:11/23
枯れた部分を一つずつ取り除いて麻紐で吊るしたけどまだ枯れている部分があります。
続く、
コメント