蘭 バンダを育てる:室内常温だと冬越しがむずかしい

観葉植物

初めての蘭を育てています。根が出ているバンダという種類、見た目は根が出ていてダイナミックで素敵なのですが、育てるのに手間がかかります。

バンダは冬の気温の低さに弱い、春・夏・秋は霧吹きで毎日水やりを欠かすと乾燥して枯れてしまうので、今まで自分が育ててきた中で一番手間がかかる植物と言えそうかな?

バンダの魅力と育て方のポイント

バンダは、その鮮やかな花色と独特な形状から、蘭の中でも人気が高い品種です。エアープランツのように根を出して生育する姿も特徴的で、素敵な姿です。

バンダの歴史と由来について

  1. バンダの英名「Vanda」は、サンスクリット語の「Vandaka」に由来し、「着生する」「まとわりつく」という意味を持ちます。これは、バンダが樹木に着生して生育する性質を表しています。
  2. 和名の「翡翠欄(ひすいらん)」は、バンダの花が宝石の翡翠のように美しく華やかな見た目をしていることから名付けられました。
  3. バンダの正式な学名は「Vanda orchid」で、「orchid」は洋ランを意味します。
  4. バンダは東南アジアやオーストラリアが原産地で、高温多湿な環境を好みます。
  5. バンダは着生植物で、樹木の上に根を張って生育します。この特徴から「身軽」という花言葉がつけられました。
  6. バンダの花は豪華で華やかな姿から「上品な美しさ」という花言葉を持ちます。
  7. バンダは最低温度15度以上の環境であれば年中育ち、年に数回不定期に花を咲かせます。
  8. バンダの花のサイズは5〜12cmで、30〜50日ほど花持ちします。

バンダの見どころ

  • 個性的な花: バンダの花は、星形や筒状など、品種によって様々な形をしています。鮮やかな色合いも魅力的で、お部屋を華やかにしてくれます。
  • 根の美しさ: 根がむき出しになっているため、その成長を観察するのも楽しいです。緑色の太い根は光合成を行い、植物体の一部として機能しています。
  • 長期間楽しめる: 花の寿命が長く、適切な環境下では数週間楽しめます。

バンダの育て方

  • バンダは光を好みます。直射日光は葉焼けの原因となるため、レースカーテン越しの光などが理想です。
  • 冬は日当たりの良い場所に置き、光をたっぷり与えましょう。

水やり

  • バンダは乾燥に弱いので、こまめな水やりが必要です。
  • 春・夏・秋は毎日霧吹きで濡らします。
  • 冬は水やりの回数を少し減らしますが、乾燥させすぎないように注意してください。

温度

  • バンダは高温多湿を好みます。
  • 冬は15℃以上を保つようにしましょう。

湿度

  • バンダは湿度を好みます。なので春・夏・秋は霧吹きで毎日水をあげる必要があります。
  • 湿度が低い場合は、霧吹きなどで葉に水をかけたり、加湿器を使うと良いでしょう。

肥料

  • 生育期には、薄めた液体肥料を2週に1回与えます。
  • 冬は肥料を与えないようにします。

バンダの育て方に関する注意点

  • 風通しの良い場所で管理しましょう。
  • 冬は暖かい場所で管理します。日の当たる部屋で不織布の袋を被せて温めています。

ヒラタナーセリーからバンダ 2023

福岡の大野城市あたりにあるヒラタナーセリーで買いました。蘭のバンダという品種は初めて知ったのはこの時、鉢が必要なく根が伸びて見えるのも良いですね。

ティランジアに似てるようで全く別の品種。

ヒラタナーセリーから連れてかえる:6/7

すでに立派な葉と根ですでにバスケットで吊るしてあったので、もう完成された葉姿。

どこに飾っても素敵です。

毎日霧吹きで水をあげる:68日 8/14

夏なので週1くらいに霧吹きに液肥を混ぜてあげていたら葉の緑が濃くなってどんどん新芽が出てくる。

よく見ると花芽が出てきた!

ツボミが出てきた!:79日 8/25

ウチにきて間もないのに早くも花芽からツボミがでてきました♪

これはそろそろ咲きそう。

バンダ開花:83日 8/29

バンダの花は紫のようですが、ウチに来たバンダは白い花を咲かせました。

バンダといっても違う?種類なのかしら?

花の香りがする:86日 9/1

ベランダに花の甘い香りを漂わせます。虫が寄ってきそう。

そろそろ花はいいかな:88日 9/3

自分はあまり花が好きでは無く、葉が好きなので、花をいつまでも咲かせていると葉に影響が出そうなのでそろそろ花を終わりにします。

この状態で花芽の根本から切って花瓶でしばらく楽しみました。

室内に移動:122日 10/7

20度切ってきて涼しくなってきたので過保護に室内に移動します。

でも、15度切りなるくらいまでは毎日霧吹きで水を与えます。

なんとか冬越しさせたい:2024

冬の間は室内が10度きりになる時があるので、不織布の袋を被せて(意味ない?)冬越しさせました。

窓際の明るめのところで冬越しさせた:322日 4/24

まだちょっと涼しいのでベランダに出さずに室内に置いて、水やりだけベランダでやる。

20度くらいになったらベランダ管理にします。

暖かくなってきたのでベランダ管理:388日 6/29

暖かくなって、水を与え続けると、ぐんぐん先端緑で茎部分が白い新しい根が生えてきて楽しい。

葉も根もどんどん出てくる:399日 7/10

2024年は花芽がでてきませんでした。個人的には花は必要ないのでこのままでよかった。

また寒い季節に、管理が難しい:546日 12/4

冬のバンダの管理が難しい。室内管理でも10度下回ると枯れそうで、さらに水やりのタイミングが暖かい日に霧吹きであげますがこれもまたタイミングが難しい。10日以上水やりしないとちょっと心配になってきます。

2023年の根がだいぶ取れて新しい根に入れ替わっているようです。

2025年、まだ元気ですが、水やりのタイミングと1月は室内で夜中最低7度くらいになるので冬越しできるか心配です。

続く、

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