水耕栽培は野菜が収穫できて食べることができるので楽しいのですが、手間が大変(特に水槽の洗浄)なので一時退却中です。
代わりにアガベやパキポディウムなどのコーデックスを種から育てる実生(みしょう)を初めてみましたので、用意した道具や材料などを紹介します。
コーデックスは栽培が初めてでも以外にすんなり発芽して、すくすくと生長してくれるので初心者でも育てやすいと感じています。
初心者ながら2021年では一番と思っている材料を紹介します。といってもあまり用意するものは必要なく、用土も最初は市販のものでよさそうです。
※2024年アップデートしました。
コーデックス実生で用意したもの
用意したもの一覧
ポット(鉢):苗トレーにした
ポットは10個セットで安いプレステラの90型を使っています。
このポットに種を6粒ほどセットして、ある程度大きく葉がギューギューづめになるまで育てます。
プレステラ 0.25L 90型 78×78×74
2024はプレステラが大きいのでホームセンターの苗トレーを使っています。
用土:硬質赤玉土 細粒4・日向土または鹿沼土4・ゼオライト1・竹炭1
アガベの実生に合う用土は、水はけがよくあるていど保水性があるもので、有機質がふくまれていない肥沃な用土を必要としない植物です。
播種から発芽、植え替え時期までは特に肥料は必要ありませんでした。
ゴールデン粒状培養土は販売終了になりました。
ゴールデン粒状培養土サボテン・多肉植物用
この時は、どの土を使えば良いのかわからず、とりあえずはゴールデン粒状培養土のサボテン・多肉植物用のみ使いましたが、上にピートモスや赤玉土の細粒をかぶせたほうがよさそうです。
ただ、ピートモスをかぶせると種がわからなくなるので、最近の播種ではゴールデン粒状培養土の上に赤玉土をかぶせています。
硬質赤玉土 細粒
赤玉土でも硬質・無菌のものを買うと播種でも使えて、硬質の分だけ水はけの良さを長く保ってくれます。
そのほか、ピートモス 細粒やバーミキュライト 細粒をかぶせてみたりもしました。
殺菌剤
種を数時間つけてから播種すると発芽率が高くなるようなので6時間から12時間ほどつけてから土に播種します。
GFベンレート水和剤
水1LとGFベンレート水和剤一袋を混ぜてカップに注ぎます。
種が殺菌剤の上に浮いていたらつんつんして沈める、または殺菌剤のスプレーを吹きかけて沈める。
肥料
肥料は植え替え時までは使いませんが、植え替えするときに少量だけ用土に混ぜ込むと生長よくそだってくれます。
マグァンプK(小粒)
腰水トレー
最初はなかったのでIKEAの水道管のようなプラスチックの鉢カバーを使っていました。
セリアのキッチンオーガナイザー XSがプラステラ90型の腰水トレーとしてぴったりなので途中で買いました。Lサイズはプラステラ90型が6個入って多く播種するときに一度に腰水にできるので便利です。
その他
ゴールデン粒状培養土や赤玉土をフルイにかけて細かい微塵を取り除く時に使います。用土に微塵があると、粘り気が出て水はけが悪くなってしまうのでなるべく微塵を取り除くようにしています。
ステンレス園芸フィルター
2024 夏の実生
7月の実生:発芽前はフタをしておく
発芽する前までは、セリア キッチンオーガナイザーXSの半透明でフタをしておく。カビが発生したら種ごと捨てる。
半日に1回ほど殺菌剤スプレーをかけて湿度を保つ。
発芽したらフタを取る
発芽したらベランダの日陰に移動
8月:水を切らさない、底面給水
10月:まだ底面給水している
涼しくなるので徐々に底面給水を少なくしていって室内に取り込むタイミングで底面給水やめる。
11月:15度強になってきたのでそろそろ室内に移動する
昼間は太陽が出たらベランダにだした。
12月:室内に入れた
ホットカーペットとLEDライトを当てて、土の表面が乾いてきたら30度以下の水温の水やりする。
ちょっと水をやらないと葉が紅葉してしまった。
もう少し水やり頻度を2日置きにしたほうが良さそうです。
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